夏は涼しく、冬 暖かく
『お庭』に木を植えるということは、
大きくは 地球温暖化対策 になり、
家族単位では 夏涼冬暖 の暮らしやすい家になるということなんですね。
みなさん ご存じでしょうが 今一度、樹木の効果を確認してみましょう。
樹木は根から水を吸い上げて、葉から蒸散しています。
うだるような暑さの中でも、木陰にはいると涼しく感じますよね。
これは、樹木が強い日差しを遮ってくれると共に■蒸散作用■の働きによって涼しく感じるんですね。
南側では太陽の光が良く当たるので、この蒸散活動がさかんになります。
葉の付近では、水分を含んだ空気が上昇気流によって上へ上へと行きます。(暖かく湿った空気は上昇しますね)
一方、北側では陽が当たらず、気温が低いので空気は冷たいですね。
下降気流が生まれます。
この北側の冷たい空気が、地上付近で上昇気流により南側に引き寄せられ、樹木のまわりは涼しく感じられるんですね。
すごいですね~
これを書いたのは、7月の15日です。完全に夏日、猛暑です。
樹木のない法面で作業をしていたのですが、風が暑いんです。熱風です!!
木陰が恋しい日でした。。。
夏日に冬の事を書くのも変なんですけど…
樹木による■冬暖■
夏の日差しを遮るように落葉樹を植えると、冬は葉が落ちて太陽の暖かい日差しを、お家の中に取り入れてくれます。
いわゆる「ぽかぽか陽気」の日は、南側のリビングは暖かい日差しを浴びて、夢心地です。
やはり、『お庭』に樹木は必要ですね。
窓を閉め切って、エアコンで室内の温度を調整し、一時的な清涼感を作り出すより、窓を開け放って、自然の空気や風を取り入れる。
本当の清涼感が伝わります。
お家の場所や 作りにもよりますが、一考の価値ありですよね。
つづく…